シミュラクラ現象
べてるの家のメールマガジン『ホップステップだうん!』の中で言葉の紹介があったので、調べてみた。
シミュラクラ現象
シミュラクラ現象(Simulacra 現象)とは、人間の目は3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされているという脳の働きである。
日本語では「類像現象」という。
人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。
→ 人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが逆三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。
心霊写真と呼ばれる現象の多くが、これで説明できるとされている。
↑ 顔に見える。
パレイドリア現象
なお、似た現象としてパレイドリア現象があり、これは人が視覚や聴覚で感じたものを、自分の知っているパターンに当てはめて、誤って認識してしまう現象のことを指す。
視覚の錯覚に限らないのがシミュラクラ現象との違いである。
なお、パレイドリア現象は、レビー小体型認知症の診断補助として利用されている。
参考
・「シミュラクラ現象」と「パレイドリア現象」の違いは?心霊写真との関連を解説! | \とれぴく/