共通口座(共有口座、共同口座とも)について
突然ですが、引越すことになっておりまして。せっかくなので、「引越し2019」というカテゴリを作成して、今後の引越しの際の備忘録にしたいと思います。
さて、今日は共通口座について。
<目次>
共通口座とは?
共有口座、共同口座といった言い方もするそうですが、これは、夫婦(同棲中の恋人)で利用する口座を1つ作りましょう、というものです。
夫婦共働きの場合、それぞれの給料は各自の口座に振り込まれることになるので、そこからどうやって生活にかかる費用(家賃、電気代、水道代……etc)を支払うか、という問題が生じます。
そんな時に、共通口座があれば、各自が決まった金額を共通口座に入れることにしておいて、生活費は共通口座から引き落とす……といったことが可能です。
また、「支出が一箇所にまとまるので月の収支が見えやすい」「共通口座を支払先にしたクレジットカードを作れば生活上の支払いを共通口座にまとめられる」といったメリットも存在します。
どんな口座がいいのか
共通口座として活用されるのは、ネットバンクが多いようです。
住信SBIネット銀行
色々な blog を拝見すると、住信SBIネット銀行を活用しているご夫婦・カップルが多いようです。
- 他行銀行の振込手数料が無料(月の回数制限あり)
- ゆうちょ銀行、コンビニのATMで手数料無料で引き出し可能(月の回数制限あり)
- 目的別口座を作成可能(ただし、目的別口座はATMや振込で直接入出金をすることはできない。)
- 自動振込、自動入金が可能
……といった特徴があります。
特に、自動振込ができる銀行は少ないので、この機能が使いたい方は貴重な口座になります。
デメリットとしては代理人カード・家族カードを作れないこと。
目的別口座|住信SBIネット銀行
〔口座開設〕 家族カードや代理人カードは作れますか? |住信SBIネット銀行
みずほ銀行
みずほ銀行には「ペア口座」というシステムがあり、アプリ上でお金のやりとりができます。
デメリットとしては、夫婦各自がみずほ銀行の口座を持つ必要があること、でしょうか。
ゆうちょ銀行
通常の銀行口座は、代理人カード・家族カードが無いとお金の引き出しができませんが、ゆうちょ銀行なら、カード or 通帳のいずれかがあれば引き出しができます。
つまり、夫婦で、どちらかが通帳を持ち、どちらかがカードを持っていれば、2人とも引き出しができることになります。
これは盲点ですね。
その他のネット銀行
最近はデビットカードを発行している銀行も多いので、クレジットカードを紐付けなくても生活費の支払いと共通口座を紐付けることができそうです。ただし、代理人カード・家族カードにデビットカードの機能をつけることはできないようなので、複数のカードを作るなら、クレジットカードを作成して家族カードを作るのが現実的なようです。
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色々検討した結果、代理人カード・家族カードの有無、コンビニでの利便性、(楽天は自分用に口座をつくる可能性)、などを考慮し、ソニー銀行に口座を作ってみることにしました。
また、利用してみた感想など報告していこうと思います。
参考