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毒を以て毒を制すタイプの精神科医

仕事を進める上で大切なのはエフィカシー(自己効力感)

大型連休の中、コツコツ仕事をするにあたって、改めて思うこと。

 

 

連休ですが、特に予定を入れていないので、ちょくちょく病院に行って、溜まった書類仕事をしています。

PomoDone を使うようになって、時計の秒針音+25分(or 55分)毎の区切りを活用して、以前よりは集中して仕事に取り組めるようになっています。

他方、、、

「時間がある」「やること(やりたいこと)が色々ある」ことで、気持ちが先走ってしまい、なかなか目の前の仕事に集中できないことも。

今までは自分が夜型だから……と思っていたのですが、実は、エフィカシー(自己効力感)の問題ではないかと考えるようになりました。

 

エフィカシー

「エフィカシー」とは、苫米地式コーチングでいうところの「ゴール達成における自己能力の自己評価」と説明される代物ですが、簡単に言うと、自分がやりたいことを達成できるとどのくらい強く確信できているかということではないかと思います。

例えば、自販機にお金を入れたらジュースが出てくるのを疑う人はほとんどいないと思います。

同様に、仕事についても、その日の予定が必ず完了できることを確信していれば、気持ちが先走ったり、焦ったりすることはなく、その日の仕事は淡々とこなすだけの作業になります。だって、終わるのが分かっている訳ですから。

水戸黄門を観るように、流れを淡々と追っていけば、予想通りの結末に辿り着くのです。

 

エフィカシーをどう高めるか

では、どうやってエフィカシーを高めていくか……ということになります。

まずは、「今日はやらなければならないことがたくさんある」という受け身の姿勢ではなく、「今日は○○と××を終わらせてやるぞ」という攻めの姿勢を保つと、高いエフィカシーを保ちやすいように思います。
言い換えれば、職場に着く前、仕事を始める前から、既に勝負は始まっているということです。

次に、仕事中に、「本当に今日、仕事が終わるんだろうか」「締切までにきちんと書類を仕上げることができるんだろうか」などと弱気な気持ちが出てきたら、一旦手を止めて、深呼吸して、笑みを浮かべて「いやいや、余裕っしょ」と呟きます。呟く言葉は何でもいいですが、色々試してみて、自分が一番自身を持ちやすい言葉が良いです。経験上、漫画やアニメのキャラの決め台詞とかよりも、もっと俗っぽい言葉の方が心に響く……ような気がします。

 

こうやって文字に起こすと子供騙しのような気がしますが、スポーツでもホーム戦とアウェイ戦では選手の動きが違うように、こうした心構えって馬鹿にできないところがあるので(特に、「仕事がきちんと終わるだろうか」という不安は、そう感じている暇があったら仕事をすれば良い訳で、本来は非常に非合理的)、騙されたと思って試してみると良いように思います。

 一応、最後に、苫米地式コーチング? 理論? の入門書を貼っておくので、ご興味のある方はどうぞ。

Youtube でも、苫米地式認定コーチの方々が動画をたくさん出しているので、色々観てみると面白いかと。

 

 

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